はじめに
記事を開いていただきありがとうございます。同人音声サークルDrop Sohilaです。
昨日に続き、こちらの作品をレビュー&勉強させていただきます。
成人向けの内容にも触れます。
『学祭ソープ指名No.1風俗嬢 七瀬佳純【18歳 T168 B86(F) W58 H84 オプションNGなし】は僕の好きな女子』
※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。
本編
06 エピローグ(学祭の片付け).wav
4分48秒
本編の最終話です。学祭3日目が終わり片付けをしている場面。
このトラックでは、聞き手が七瀬との関係性に一歩踏み込みます。七瀬がモチベーションにしていた、次の日夜の打ち上げ前にカラオケに誘ったのです。
これに対して七瀬は、
【みんなで行くと思っていたとき】
落ち込んでいる友人も一緒に誘う、カラオケのこの部屋がいい。とても乗り気で、ストレスの発散も兼ねてパーッとはしゃぎたい雰囲気が感じられました。
【二人で行きたいと知ってから】
3分20秒からの演技がとても素敵です。言葉を言い淀み、声量が下がったり、急に上がったり。声だけで戸惑っている、気を使っている、気まずい、色々な感情が感じられます。
RX9のLoudness Controで、Integratedを測ると-27.8→-32.4→-24.7(単位:LKFS)と変化していました。勉強になります。
この話の結末を聞く限り、やはり七瀬は優しくて、真面目で、普通なんだと肌感で伝わってきますね。きっぱり断れるほど生真面目ではない。清々しく諦めさせられるほど優しくはないが、誤魔化して関係性を大きく崩そうとしないくらいには優しい。
「男の人って、色んな人がいるんだなぁ~」(本編中より引用)
七瀬は言葉を漏らします。この色んな人の中でも、聞き手を「良い意味」に分類し、おそらくほほえみを見せていたでしょう。ただ、七瀬の意識としてはどうしてもクラスメイトであり、友達であり、恋愛対象ではない。勝木君の方が、しっかりと告白をした点で言えば、恋愛対象として付き合う付き合わないにしても意識されていると思います。
劇的な物語だったら、優しくされたことに「キュン」として、惚れた。そんな展開があるかもしれません。けれどこのお話では違いました。お人好しはお人好し。別にそんな風に優しくされても恋愛とは関係がない。こういうところに私は普通を感じますね。
環境音は教室のガヤガヤしている声でした。
約5.5秒のフェードイン含む環境音からトラックがスタート。
約7秒のフェードアウト含む環境音でトラックが終了。
話し声が多めな印象の環境音で、ダラダラと話しながら片付けをしている雰囲気が感じられます。私の好みの話で言えば、もっと椅子や机を運ぶような音、「~~もってて~」みたいな声とかがあると、リアル感がもっと出ていて好きでした。一方で、聞いていて七瀬の声に集中できたので、現在の環境音もとっても素晴らしいと思っています。ココらへんの塩梅が難しいところだと感じますね。
まとめ
- 結論、七瀬は優しくて、真面目な普通の女の子
- 環境音が学祭終わりっぽくて良き!
- 3:20~の音作り・演技が素敵でオススメ
『学祭ソープ指名No.1風俗嬢 七瀬佳純【18歳 T168 B86(F) W58 H84 オプションNGなし】は僕の好きな女子』の本編を通して、七瀬というキャラが良いキャラをしていました。深く深く掘り下げていけば、色々とバックストーリーや、友人関係、家族関係、想像が広がります。続編や二次創作、スピンオフないかな~と思ってしまいますね。
音作りも、放送用の加工だったり、学校ぽい雰囲気の環境音、喘ぎ声によるソープ感の演出、素敵で見習いたいところです。
(記事執筆時間:約1時間)