【毎日投稿】音声作品レビュー&勉強013

はじめに

記事を開いていただきありがとうございます。同人音声サークルDrop Sohilaです。

昨日に続き、こちらの作品をレビュー&勉強させていただきます。
成人向けの内容にも触れます。

学祭ソープ指名No.1風俗嬢 七瀬佳純【18歳 T168 B86(F) W58 H84 オプションNGなし】は僕の好きな女子

※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。

本編

02 校内放送でクラスの宣伝.wav
2分44秒

 内容は、学祭の当日に校内放送で七瀬が、出し物のソープについて宣伝するです。

 本トラックの私的素敵ポイントは、学祭の盛り上がっているような環境音と放送内容の現実感の無さです。普通の学祭でソープなんて出し物は、学校も法律も許しません。絶対に有り得ないシチュエーションです。しかし、「いかがですか~」などの声の張り上げ、笑い声などの盛り上がっている感、焼きそばでも作っているかのような音。環境音が学祭のリアル感を演出しているのです。
 この環境音があるからこそ、もしかしたら学祭でソープを実際にやっているのではないか、と物語に没入できる印象です。


 また、放送ということで声に加工がなされていました。無加工のものと比較します。環境音が追加されているので、ざっくりとです。

↑『通常ver.』
↑『喘ぎなし・SEなし』

 画像の様に通常Verでは、400Hz~3500Hz付近が大きくなるように、持ち上げられています。一方で、200Hz以下は傾きが急になり、音の減衰がより激しくなっているはずです。5500Hz~15000Hzにかけては線形に下がっており、特に5500Hz~10000Hz付近の音を抑制している様に見えます。
 これらの加工を通じて、放送音のように加工がなされているようです。

 例えば、電話であれば私は以下の加工を使っています。色々調べた結果、電話の仕組み的に聞こえる周波数帯に絞ることを選んでいます。

 最後に、放送用のEQは以下の画像を用いることで、真似ることができることがわかりました。放送用の音の加工について、大変学ばさせていただきました。

まとめ

  • 現実感の無いシチュエーションは、環境音と組み合わせることでリアルっぽさを強く演出することができる。
  • 放送の音を意識して作られている音から、加工の特徴について学ばせていただいた。

 環境音が演出上において、リアリティを想像を超えて上げていました。環境音は音声作品の編集を色々されているデルタミル様が、おそらく作られているはずです。とてもすごいですね。そして、この環境音と声をマッチさせて作られた、本トラックもとても素敵です。サークル様の色々なこだわりが感じられて、続きが楽しみになります。
 
(記事執筆時間:約1時間30分)

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