はじめに
記事を開いていただきありがとうございます。同人音声サークルDrop Sohilaです。
昨日に続き、こちらの作品をレビュー&勉強させていただきます。
『【ブルーアーカイブ】ウイASMR~囁きすらも届く位置で~』
※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。
本編
02.『雨、すごいですね……』.wav
18分30秒
このトラックで注目した所は2つ。環境音としての雨の音と暖炉の薪が燃える音。ウイの語りや囁きです。
雨音
序盤、先生がウイのいる古書館へ、濡れながらやってきます。
その際の、扉越しの声の距離感と雨音、扉を開けたときの声の距離感と雨音、中に入ったときの声距離感と雨音と、バランスが変えられています。細かいでしが、臨場感がわかる、とても素晴らしい編集がなされていると思います。
1点私ではわからない所は、1:41.8~1:42.2です。こちらだけ、急に雨音が小さくなります。シーン的に切り替わりのある場面では無いはずです。どういう意図があるのか気になりますね。
繋がりのあるキャラの名前
シミコの名前が出てきます。キャラのつながりを意識させられて、嬉しいポイントです。以前聞いたヒナASMRのでもアコやイオリなどの名前がでていました。もしかしたら、ブルアカのASMR作品では、気をつけて台本制作をしている所かもしれません。
暖炉
作中において、暖炉がめんどくさいのに、読書に合うから、なんとなく好き、で使っている所が興味深い。本を丁寧に扱うだけだったら、温度湿度が調整しやすく、火事の危険性が少ないエアコンの方が良いはずです。それでも、こだわりを持っている所が、ウイっぽさなのかもしれません。
ASMR的には、暖炉のパチパチ音が雨音に加わって、癒やしの雰囲気を強調しているのでしょう。
囁き
12:32~14:49が左耳囁き。
14:49~16:02が右耳囁き。
この時間帯が、耳側で音が聞こえるポイントです。耳に入った水を甲斐甲斐しく拭きながら、話をしてくれるウイの声。だんだん眠くなるような、気分の落ち着く箇所だと感じました。
私的な好きな箇所は、12:48~12:50あたりの息づかいです。
まとめ
- リラックスできる雨音と暖炉の音
- 場面変化に合わせた、環境音の変化
- 後半は耳側の声が多めで、ウイの声を堪能できる
ベースとして、環境音含め落ち着いた雰囲気のトラックでした。ウイの考え方や、話の距離感、語り口調。ウイのボイスをじっくり堪能でき、次のトラックはどんな場面を聞かせてくれるのか楽しみです。
(記事執筆時間:約1時間)