【毎日投稿】音声作品レビュー&勉強007

はじめに

 記事を開いていただきありがとうございます。
 Drop Sohilaです。
 

 本日勉強させていただく作品はこちらです。
『【ブルーアーカイブ】ウイASMR~囁きすらも届く位置で~』

概要

  • 大人気ゲーム『ブルーアーカイブ』の登場キャラクター「古関ウイ(CV後藤沙緒里様)」を中心にした全年齢向けASMR作品。
  • DLsiteにて、2023年7月24日から8月7日まで、約14日で販売本数20000本以上。
  • DLsiteにて、平均評価4.95、レビュー30個。
  • ジャンルは【萌え、癒し、バイノーラル/ダミヘ、ASMR】
  • 音響効果・録音編集・台本・制作は【株式会社Yostar】
  • 7トラック、合計約105分、タイトルコールを除き1トラックあたり【15分程度】
    です。

 今回は、作品の感想はもちろん、前回レビューしたヒナASMRの内容も含め、Yostar様がどのような音声編集をしているのかについても研究していきたいと考えています。
 全トラックについて触れるかは、悩み中です。
 
※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。

本編

01.『タイトルコール』.wav
9秒

 シンプルなタイトルコール。
 ブルーアーカイブのゲームもログインする際に、タイトルコールが流れます。キャラクターが多い作品です。タイトルコールにもキャラクター性の違いがでます。この作品では、ゲームよりも息遣いの聞こえるタイトルコールに注目です。
 ウイのタイトルコール、5.5秒~6.5秒あたりの息継ぎ、息遣い、が耳にとても近く、ASMRならではの、近さや耳にゾクっとくる感じが出ています。キャラクター性にも合っていて、お気に入りの箇所です。
 
 RX9というソフトを用いて音を可視化してみます。

 0.5秒からタイトルコールが始まります。0.9秒の間を置き、次のセリフ。0.8秒の間を置き、最後のセリフ。という構成です。
 また、音の位置は、左→右→左になります。
 
 以前聞いた、ヒナASMRでは、間が0.7秒、音の位置は右→左→右でした。
 
 位置が異なっていたのは、同時期に販売を開始したヒナASMRと違いを出すためでしょうか? 私はまだ、以前の作品については聞いていないため断言できませんが、キャラによって左、右、に得手不得手があるわけではないと思うので、構成の仕方による違いだと考えます。

 間についてです。これは、セリフとセリフの間が黒色なため、編集で間を繋げていると予想できます。ヒナASMRでは、全体7秒、間は0.7秒とテンポよく、聞き心地が良かったです。一方で、ウイの場合、全体9秒、間は0.8~0.9秒。若干ヒナよりも時間が長いことがわかります。これは、ウイというキャラクターの話し方、キャラクター性によるものでしょう。タイトルに「囁き」の文字が含まれるように、意識されています。5.5秒あたりの息遣いなどは、ヒナASMRではみられない特徴です。
 つまり、タイトルコールで、これからいっぱいウイの「囁き」が聞けるぞ、ウイはちょっとゆっくり目で、息遣いが聞こえるタイプのキャラなんだぞ。これらのような制作と編集の意図があると考えることができそうです。

まとめ

  • 「囁き」強めで、息遣いが素敵。
  • スタートは0.5秒から。
  • キャラクター性に合わせた間の編集がなされている。

 序盤で心を掴んでくるタイトルコールで流石ですね!
 本編がどんなトラックになるのか、「囁き」が強い作品なのかとても気になります。

(記事執筆時間:約1時間)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。