はじめに
記事を開いていただきありがとうございます。同人音声サークルDrop Sohilaです。
昨日に続き、こちらの作品をレビュー&勉強させていただきます。
『【ブルーアーカイブ】ウイASMR~囁きすらも届く位置で~』
※これ以降はネタバレを含みます。ネタバレを踏みたくない場合は各自対応をお願いいたします。
本編
05.『朗読……わ、私が……!?』.wav
16分45秒
状況:04トラックの続き、単独でも違和感は少ない。先生にオススメの子を紹介する。
環境:雨音、焚き火音
本トラックは、ウイがいい子だと思う物語を、ウイが朗読する側で聞くトラックです。
注目した時間帯は、
4:48~4:51
ウイの自然な褒めボイス。ここをループして聞けば、自分がウイに褒められていると勘違いしそうです。
6:25~16:35
朗読パート。内容は、著:宮沢賢治、『畑のへり』です。
ウイっぽさが残りながらも、聞きやすい声の調子だと感じる、素敵な朗読でした。ウイが読み始める前に、あまりうまくない旨を述べています。「」部分を大きくキャラを変えずに読んでいる部分など、朗読巧者感が出ておらず、ウイっぽさなのかなと感じさせてくれました。
音としては、やや右よりに聞こえる印象です。
朗読時間は10分10秒。『畑のへり』は約2000文字なので、1分間に200文字のペースの朗読でした。だいぶスローペースですが、情感たっぷりというわけでもないです。私としては、寝物語に子供へ読み聞かせているような印象です。
また、ブルアカの世界に宮沢賢治の著作があったこと、特に珍しい古書でもない分類とされて存在していること。これらから、世界観について色々考察ができるポイントかもしれません。
個人的な意見になります。
少し残念な所は、朗読の終わりがトラックの終わりになっている所です。例えば、読んでいるうちに寝てしまった先生に最後言葉をかけるシーン。約束通り笑わずに聞いてくれた先生からの言葉や態度に対してウイっぽいリアクション。私の好みだと、これらのようなシーンを挿入し、ウイASMRとしての締めとしたいです。
まとめ
- ウイの本を勧めるシチュエーションが楽しめる。
- ウイが朗読する『畑のへり』を聞ける。
- 寝物語のようで、睡眠のおともに。
ウイASMR最後のトラック。リラックス系の音声作品として最後まで作られていた印象です。ウイのキャラとして、2000文字の朗読。違和感少なく、純粋に声と雰囲気を味わえるのではないでしょうか?
ゆったり、まったり、落ち着きたい、リラックスされたい方にはおそらくぴったりな作品だと思います。
(記事執筆時間:約1時間30分)